製紙原料部
製紙原料部の作業内容は主に4つに分類されます。
ワークフロー
回収
行政・学校・各企業・一般の古紙及び機密書類を、回収品目や数量、エリアに応じて収集運搬を行います。
古紙はパッカー車、機密書類はウイング車へ乗務します。
淡々と作業をこなすだけではなく、お客様と直接お会いする機会を活かし、現場の声を素早く拾い上げることで、お客様のニーズを把握し営業と連携します。
選別
回収した古紙はヤード内で新聞・雑誌・コピー用紙・ダンボールなど品目毎に分別し一時保管します。
製紙会社に良い原料を提供するため、作業の各段階での異物除去は欠かせない作業です。
圧縮加工・出荷
ベーリングマシンで約1t程度の大きさに圧縮梱包し、大型トラックで製紙会社へ原料として出荷します。
主にティッシュペーパーやトイレットペーパーに生まれ変わります。
また、ショベルローダーによる運搬では、どうしてもこぼれ落ちる切れ端が発生しますので適時清掃を行います。
機密書類の処理
行政や企業などからどうしても個人情報等の文書が出てきます。
機密文書の処理は焼却ではなく、大型シュレッダー機にて破砕、圧縮梱包の後、製紙会社へ原料として出荷します。
作業はヤード内とは別の専用施設内で行います。ここではセキュリティ体制を維持するため入退出管理など運用ルールをしっかり身に付けていただきます。
勤務体制について
1日の定時が8~17時で、昼休憩1時間の他、午前午後それぞれ1回ずつ(10時と15時)の15分休憩があります。
勤務時間内は割り振られた担当区分にて作業を行います。