スチール缶の無料回収できる品目
スチール缶は丈夫で再利用性が高く、リサイクルによって資源として有効活用される素材です。
くらシェコでは、食品缶や飲料缶など、日常的に使用されるスチール缶を無料で回収しています。
中身がなく、汚れていない状態であれば、さまざまな種類のスチール缶が回収対象となります。
以下に、無料で回収できる具体的なスチール缶の例を記載していますので、持ち込み前の参考にご覧ください。
無料回収できるスチール缶
- 清涼飲料水(コーラ・コーヒーなど)のスチール缶
- 栄養ドリンクのスチール缶
- 缶詰(魚・果物・野菜など)の空き缶
- スープやカレーのスチール缶
- 食品用ペースト(トマトピューレなど)のスチール缶
- ペットフードのスチール缶(中身を洗浄したもの)
- フルーツジュースのスチール缶
- 粉ミルクのスチール缶(プラスチック蓋などは除去)
- ミルクコーヒーなどの乳飲料系スチール缶
- 缶詰のフタ(缶と一緒に排出されたもの)
無料回収できないスチール缶
- 中身が残っているスチール缶
- 汚れや臭いが著しいスチール缶
- 塗料・スプレー缶(中身が残っているもの)
- 殺虫剤・防水スプレー缶などの危険物用スチール缶
- ガスボンベやカセットコンロ用のスチール缶
- 油類(エンジンオイル・食用油)などが入っていた缶
- サビや腐食が激しいスチール缶
- ラベルやプラスチック部品が多く付着している缶
- 密閉されていて開封不可なスチール缶(爆発の危険あり)
スチール缶を持ち込みする際の注意点
- 缶の中に飲料や食品などの残りがないようにし、中身を空にしてください。
- 悪臭や害虫の発生を防ぐため、軽くすすいでから乾かしてください。
- リサイクル工程をスムーズにするため、紙類は取り除いてください。
- 無理に穴を開けたり、切断したりする必要はありません。
- 中身が残っているスプレー缶等は爆発の危険があるため、回収対象外です。
- プラスチック製のキャップや取っ手などは外してください。
- 再資源化が難しいため、劣化が進んだ缶は回収できません。
持ち込み可能な店舗
スチール缶のリサイクルの流れ
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STEP 01
リサイクルヤードへ収集運搬
くらシェコで集められたスチール缶は、回収車により効率よくリサイクルヤードへ運ばれます。
日々の生活で生まれる資源を確実に集めることで、次の加工工程へスムーズにつなぎます。 -
STEP 02
スチール缶の選別・プレス
ヤードでは異物や他素材を取り除き、純度の高いスチール缶だけを選別します。
その後、大型プレス機で圧縮し、体積を減らして輸送効率を高めます。この工程が品質とコスト削減の鍵となります。 -
STEP 03
精錬所へ運搬
コンパクトにまとめられたスチール缶は、製鉄の専門施設である精錬所へ運ばれます。
ここで再生に適した原料としての価値を引き出すため、より高温・高精度の処理が行われます。 -
STEP 04
製鋼原料へ
精錬所で不純物を取り除き、高温で溶かされたスチールは新しい鉄製品の原料へと生まれ変わります。
こうしてリサイクルされた鉄は、自動車や建材など、再び私たちの生活を支える形で活躍します。
よくある質問
スチール缶とアルミ缶の違いは何ですか?
スチール缶は鉄製で、磁石にくっつく特徴があります。
アルミ缶は軽くて磁石にくっつきません。
スチール缶は洗ってから出す必要がありますか?
はい、内容物を洗い流して乾かしてからお持ち込みください。
缶詰の空き缶はスチール缶に含まれますか?
はい、缶詰の空き缶は多くの場合スチール缶です。
中身をきれいにしてからお持ち込みください。
サビているスチール缶でも回収可能ですか?
軽度のサビであれば回収可能ですが、極端な劣化や汚れがあるものは対象外になることがあります。
ペンキ缶やオイル缶もスチール缶として出せますか?
いいえ、基本的には空き缶や缶詰めの缶が対象です。